酔いどれています

今日は、日ごろから親交の深いダンサー・振付家の新宅一平氏のソロを見てきました。
開演前に赤ワインを喰らって、ほろ酔い気分での観劇。

ほろ酔いといえば、先日ソムリエ資格を取りました。
古代ヨーロッパでは、バッカスという神様がいます。踊りと酒の神様です。
なんで踊りと酒が同じ神様なのか。もし、深いところでつながっているのなら、面白いなと思います。
ダンスをしていることも、ソムリエになったことも、何か私自身には知り得ない、大きな流れの中の一つながりのこととして、後の自分の人生に結びついてくるんじゃないか。

そんな想像をしてみました。

次回パフォーマンス

来年2月13,14日に横浜開港記念会館にて、パフォーマンスの予定が決まりました!

「we dance」という、次世代のダンス表現に向けてのイベントで、2月12から14日まで、会館全体を使ってさまざまなパフォーマンスが行われるようです。
詳しいことはまだ私もわからないので、後日お伝えします。

ひさびさにグループ作品を作る予定です。

ご期待ください!

テュエットができるまで at 中野ラフト

中野での新作デュオ(+おまけトリオ)、無事に終了しました。
ご来場いただいた方々、出演者、スタッフの皆様、あらためて有難うございました。

作品はとてもシンプルなつくりで、その分ダンサーの力量や、その場で起きることへの対応力などが問われるものでした。ダンサーにとっては大変な状況下で踊らなければならなかった(&語らなければならなかった)のですが、観客が彼らの苦闘の様を共時的に観た、そんなライブ感のある作品になったと思います。

まだまだ突き詰めて、発展させていきたい作品なので、今後の展開を楽しみにして下さい。

近況

中野での新作&ガイズinリーガロイヤル大阪、終わりました!

12月の神村さん稽古、中野でのパフォーマンスの再演準備、ソムリエ試験(10/5)準備などで、てんやわんやです。

公演の報告は後日します!

大阪で大暴れ!

出演予定です。
今月22日、大阪駅近くのリーガロイヤルホテルの宴会場にて、暴れてきます。
水都大阪2009オープニングイベントで、(関西の方にはおなじみのダンスイベント)「GUYS」にスペシャルゲスト(笑)として出演します!
詳しくはコチラ↓
http://www.db-dancebox.org/sp/09_suito/04_gu.html

出演したいという、私の無理なお願いを聞いてくださった竹ち代さんはじめ、ダンスボックスの皆さんに大感謝です。

新作at中野

今月20日、中野のRAFTにて、新作デュオ(+おまけトリオ)を上演します。

ICiT Dance Salon in RAFT
9月20日19時開演 開場は18時半
ダンサーズ+石田陽介、岩崎一恵、秦真紀子

「デュオが出来るまで」
構成:石田陽介
出演:伊東歌織、新宅一平、美木マサオ
入場料:1500円
公演終了後アフタートークあり
(席数に限りがありますので、なるべくお早めにご予約下さい。)

ご予約は
graggio@hotmail.co.jp
で承ります。

詳細は
http://raftspace.exblog.jp/11872473/
にて、ご覧いただけます。

新作づくり

はじめまして。石田陽介です。
ダンスを作りはじめて、10年近くになります。
東京に活動を移してからは1年半がたち、地に足をつけて創作に励めそうになってきた、今日この頃です。

さて、先週から新作に取り掛かっています。

「新作」――つまり、「新しい」「(ダンス)作品」を作る作業のことです。当たり前ですが。
この言葉を聞く度に、何か新奇な価値観と感受性を持っていないと、出来ない活動のような気がして、途方にくれそうになります。しかし、私は、自分が何か真新しい、価値あるものを創造できるとは、全く思いません。これはあきらめや開き直りといった類のものではなく、創作の原点です。

稽古場で起こるすべての現象を捉えようと、広角に眺めていると、どこかに、必ず新しく、オリジナルで、見るものの心に突き刺さる、しかし大変捉えにくい、そんな泥の中のうなぎのような存在が潜んでいます。
それを逃さずに捉えることも難しければ、活きたままお客さんに踊り食いしていただくのも、至難の業です。
お客さんの口の中には活きのいいうなぎがいるのに、「何コレ?ごんぶと?」みたいなことを言われることだってあります。
それでも、今日はわなを仕掛けるか、手づかみでいくか、稽古場で起こるであろうことを想像せずにはいられないのです。